60年以上前で自分が生まれる前の世界とは言え、渡り鳥シリーズは観る毎にハマる。
当時の人々に何で支持されたかが納得できる。
大したピンチもなく、青年が全てを丸ごとスルッとお見通しさの展開は
後のスティーブン・セガールの世界感にも通じる。
ストーリーも最後まで観させる工夫も感じられ、見入ってしまった。
古い函館の街の映像も注視して観てしまう。
函館は20年少し前に旅行に行ったので、映画に出ている函館駅舎は覚えている。
旅行時に見た函館駅舎が映画の1962年に既にあったのかと感心していたが、
調べたら旧駅舎の完成は1942年、戦前かよっ!
メインで出ているある俳優さん。
調べたら出身地が一緒どころか、小学校が隣の学区ですぐ近く。
俳優さんが子供のころ遊んだ場所も私の実家の近所で驚いた。
確かにその場所は俳優さんと私の出身校の学区の境界くらいだ。
俳優さんが地元にいた時の職業も私の父親と被っているし、年齢も父より数歳上な程度だ。
不思議な感覚でその俳優さんを見入ってしまった。